2013年11月17日日曜日

第24回練習会

日時:2013年11月17日 (日) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
岡野貞一=藤原豊(日本唱歌より)/ふるさと
ショパン/エチュードOp.25-11「木枯らし」
ショパン/ノクターン第8番Op.27-2
ショパン/バラード第3番Op.47
ショパン/バラード第4番Op.52
チャイコフスキー/くるみ割り人形組曲 Op.71aより「花のワルツ」(四手)
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集第2集Op.72-2(四手)
バッハ/パルティータ 第1番BWV825 アルマンド
バッハ=ヘス/主よ、人の望みの喜びよBWV147(四手)
プーランク/15の即興曲より「エディット・ピアフを讃えて」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番Op.27-2「月光」第1楽章
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第32番第1楽章
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」第2楽章
メンデルスゾーン/無言歌第4巻よりOp.53-2「浮き雲」
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第3番K.281第1、2、3楽章
山田耕作=服部克久(日本唱歌より)/赤とんぼ
リスト/巡礼の年第1年「スイス」 より第4番「泉のほとりで」
リスト/巡礼の年第1年「スイス」 より第5番「雷雨」

 つい最近までの暖かい日々はどこへやら、すっかり寒くなり日も短くなった本日練習会が開かれました。
 ショパン、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、リスト等おなじみの作曲家から連弾、日本唱歌のアレンジ版まで曲目も多彩でした。みなさん従来通り情熱を持って曲に誠実に向き合っているのが印象的でした。連弾曲の楽譜をメンバーさんが持ってこられ私も初見ながら参加させていただきました。
 前半は小さな参加者さんも一緒でした。メンバーが弾いているピアノ演奏に興味津々の眼差し。ついに本人も即興演奏を始めました。のびのびとした調子で鍵盤と戯れている姿はほほえましかったです。家族ともどもこれからも音楽を楽しんでいきそうな予感がしました。
 今年の練習会は今回が最後ですが、来年はもっと発表会など活動の幅を広げていけたらと思っています。

2013年9月23日月曜日

第3回ホール練習会(第23回練習会)

日時:2013年9月23日(月) 13:00~17:00
ピアノ:ベーゼンドルファー 
フルコンサートグランドピアノModel275



アルベニス/スペイン組曲第1集より「グラナダ」
グラナドス/スペイン舞曲集Op.37より「アンダルーサ」
グラナドス/演奏会用アレグロ
シャブリエ/道化の行進(四手用セコンド)
シューベルト/アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D.821(サックスとピアノ)
シューベルト/即興曲D 899 Op.90-3
シューマン/ 幻想小曲集よりOp.12-1「夕べに」
ショパン/バラード第3番Op.47
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「プレリュード」
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「月の光」
ドビュッシー/映像第2集より「葉ずえを渡る鐘の音」
ハイドン/ピアノ三重奏曲第39番Hob.XV25第3楽章(ピアノパート)
バッハ/インヴェンション第1、2番(BWV772-773)
バッハ/パルティータ 第1番BWV825 アルマンド
ファリヤ/火祭りの踊り
ファリヤ/火祭りの踊り
フランク/ヴァイオリンソナタ 第1楽章(サックスとピアノ)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」より第1楽章
ペツォールト/メヌエット BWV Anh.114 (バッハの曲として知られています)
ヘラ―/25の旋律的練習曲より「小川」
ヘンデル/オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)
マルティーニ/愛の喜び(サックスとピアノ)

 約1年少しぶりにベーゼンドルファーのあるホールでの練習会を行いました。メンバー5名とそのご主人1名、全6名でピアノとホールの響きを堪能しました。
 こう弾きたいという思いをダイレクトに受け止めてくれる包容力が豊かで音の美しいピアノを堪能できました。いつもと違うホールの会場で、緊張もあったかと思いますが、それ以上にピアノと会場の魅力に取りつかれ、いつまでも弾いていたい、終わるのが名残惜しい、そういう気持ちになれたひとときでした。メンバーの演奏もいつも以上に熱い思いや気合が感じられました。
 中にはご夫婦で参加され、サックスとピアノとの素敵なアンサンブルを聴かせてくださった方もいました。息がぴったりと合った素敵な演奏で、ホール全体に心をゆさぶる豊かな音楽が鳴り響きました。
 時間が余るかもしれない、という不安は杞憂で、ずっと弾き続けていたい、聴き続けていたいという気持ちになれるひと時でした。少し遠距離ですが、このホールでの練習会をまた行いたいという話をしながら帰路につきました。

 次回の練習会は11月です。がんばっていきましょう!

2013年9月8日日曜日

第22回練習会

日時:2013年9月8日(日) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC3

曲目
アルベニス/スペイン組曲第1集より「グラナダ」
グラナドス/スペイン舞曲集Op.37より「アンダルーサ」
グラナドス/演奏会用アレグロ
シャブリエ/道化の行進(四手用セコンド)
シューマン/子供の情景Op.15より「トロイメライ」
ショパン/バラード第3番Op.47
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集第2集Op.72-2(四手)
ドビュッシー/ベルガマスク組曲 月の光
ドビュッシー/前奏曲集 第1集より「亜麻色の髪の乙女」
ハイドン/ピアノ三重奏曲第39番Hob.XV25第3楽章
バッハ/インヴェンション第1、2、3、5、6番(BWV772-774、776‐777)
バッハ/シンヴォニア第2番(BWV788)
ファリヤ/火祭りの踊り
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番Op.27-2「月光」第1楽章
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番K.331イ長調第3楽章 トルコ行進曲
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第3番K.281第1、2、3楽章
モシュコフスキー/15の練習曲より第7番
モシュコフスキー/スペイン舞曲集より第3番(四手用プリモ)
ラフマニノフ/エチュード「音の絵」Op.39-5
リー・ハーライン/星に願いを
宇多田ヒカル/Automatic

 猛暑が過ぎ涼しくなりつつある本日、練習会が開かれました。みなさん練習中の曲をたくさん披露してくださいました。今回の練習会は臨時で入れたのもあり、人数も少なかったのですが、持ち時間をフル活用し、集中して練習と披露が出来たような気がします。自宅でも十分に練習は出来るのですが、練習会では、人前で演奏する上に、開催時間中はピアノに集中できるひとときでもあり、自宅での練習とはひと味違う練習ができたのではないかという気がします。もちろん新鮮な演奏をたくさん聴かせていただきました。アルベニス、グラナドス、ファリヤ等スペイン系の作曲家の曲の演奏にきらりとした輝きを感じました。また新たな曲に取り組み弾いてみて課題を見つけられた、という意見もありました。連弾曲も数曲登場しました。一人で弾いたり連弾で弾いたりして楽しみました。
 その後のお茶会ではレッスンを始めとし自分のピアノへの向き合い方について話が出来ました。趣味で弾いている大人であるがゆえに、自分が目指している方向を明らかにしていくことの大切さを感じました。

 次回の練習会は9月下旬です。楽しみですね!

2013年7月6日土曜日

第21回練習会

日時:2013年7月6日(土) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
梓みちよ/こんにちは赤ちゃん
グラナドス/演奏会用アレグロ
シューマン/子供の情景Op.15より「トロイメライ」
ショパン/ノクターンOp.9-2
ショパン/バラード第3番Op.47
ドビュッシー/2つのアラベスクより第1番
ドビュッシー/ベルガマスク組曲 プレリュード、メヌエット、月の光、パスピエ
ハイドン/ピアノ三重奏曲第39番Hob.XV25第3楽章
バッハ/インヴェンション第1番BWV772、第2番BWV773
プーランク/15の即興曲より「エディット・ピアフを讃えて」
ブラームス/ハンガリー舞曲WoO.1第5番(四手)
ブラームス/ワルツ15番Op.39-15(四手)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第32番Op.111第1楽章
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」第1、2楽章
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番K.331イ長調第3楽章 トルコ行進曲
モーツァルト/ピアノ・ソナタ第3番K.281第1、2楽章
ラフマニノフ/プレリュードOp.32-10
ラフマニノフ/幻想的小品集より第1番「エレジー」
リスト/3つの演奏会用練習曲S.144R.5より「ため息」

 梅雨が明け、昨日までの涼しさが嘘のように夏の日差しが照りつけた中、練習会が行われました。今回は参加人数が少なかったのですが、和気藹々とした雰囲気の中、ピアノとともに充実したひとときを過ごすことが出来ました。選曲についても前回と同様バラエティに富んでいましたが、今回はほとんどクラシックの曲で占めていました。今までポピュラーの曲を多く演奏されていたメンバーさん、今回はラフマニノフやリストの濃厚な曲をしっとりと丁寧に演奏していました。ベートーヴェンのソナタを中心に弾かれたメンバーさん、ごまかしのきかない難曲と真剣に向き合っていました。赤ちゃんを連れてこられたメンバーさんの大変前向きな取り組みには心打たれました。赤ちゃんを抱きながら古典派の曲をしっかり弾かれていました。ご夫婦お互いが助け合いながらピアノに取り組む姿が素敵でした。今回久しぶりに来られたメンバーさん、練習時間がなかなか取れない状況でありながら優しさのこもった演奏を聴かせてくれました。
 少しでもアンサンブル的なものを採り入れられたらと思い、四手用の曲も演奏しました。中にはブラームスのワルツ15番のように初見で相手をお願いした曲もあったのですが快く相手をしていただきました。今後そのような連弾、二台のようなアンサンブルも積極的に採り入れていけたら、と思っています。
 終了後のお茶会では今後弾こうと思っている曲、本番への取り組みの際に感じること、暗譜など、ピアノを弾く際に感じていることを楽しく語り合いました。
 次回の練習会は9月の予定です。 

 ちなみに1823年の今日は、シーボルトが初めて日本にピアノを持ち込んだ日であり、「ピアノの日」とも言われているそうです。七夕の前の日です、覚えておきたいですね☆

2013年5月12日日曜日

第20回練習会

日時:2013年5月11日(土) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
シューベルト/ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664 Op.120 第1楽章
シューマン=リスト/献呈
ショパン/バラード第3番変イ長調 Op.47
ドビュッシー/映像第2集より「葉ずえを渡る鐘の音」
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より 「プレリュード」「メヌエット」「月の光」「パスピエ」
中村八大/こんにちは赤ちゃん
ハイドン/アリエッタと20の変奏イ長調 Hob.XVII:2
ハイドン/ピアノ三重奏曲第39番ト長調 Hob.XV:25 第3楽章
バッハ/シンフォニア第11番ト短調 BWV797
プーランク/15の即興曲よりハ短調「エディット・ピアフを讃えて」
フランク・チャーチル/いつか王子様が
ヘンリー・マンシーニ/ムーン・リバー
メトネル/プリマヴェーラ
モーツァルト/ピアノソナタ第6番ニ長調 K.284 「デュルニツ」第1楽章
森元康介=長岡成貢/扉の向こうへ 
YeLLOW Generationによる歌でアニメ『鋼の錬金術師』の2代目エンディング
ラヴェル/ボロディン風に
ラヴェル/鏡より「道化師の朝の歌」
ラフマニノフ/幻想的小品集より第1番変ホ短調 「エレジー」
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4ニ長調
リスト/3つの演奏会用練習曲変ニ長調 「ため息」


 外は梅雨を思わせるような小雨の中、練習会が開かれました。新曲に取り組まれている方、日々の練習の成果を披露してくださった方、本番に向けての予備練習をされた方、設定した目標を達成すべく取り組まれている方など、 今回も多様な取り組みがうかがえる演奏を聴くことができました。今回印象的だったこととして、ハイドン、モーツァルトのようなウィーン古典派、そしてウィーン古典派と内的に結びつきながら発展したシューベルトのような、ドイツ系の音楽が増えたことが挙げられそうです。自然に聴かせること自体難しい彼らの独奏曲、きめ細やかな取り組みがうかがえる温かみのある演奏を聴くことができました。またロシアのラフマニノフ、メトネルも人気があり曲自体に込められた熱く深き情熱が感じられる演奏を聴くことができました。ラヴェル、ドビュッシー、似たようで実はかなり異なる性質の二人の作曲家の曲も登場し色彩感豊かで深遠な世界を味わうことができました。またディズニーやアニメの曲も含まれたポピュラー音楽を見事にアレンジして弾かれた方もいました。曲によっては耳コピーをもとにアレンジされるとのこと、暗譜率が高くリズム感を大事にされていて、クラシック音楽を楽譜を見ながら弾くのを当たり前にしながら練習してきた私には新鮮に感じられました。一方、その方から見ると楽譜としっかり向き合いレガート奏法やフレージングを大事にするクラシックピアノの奏法が新鮮に感じられ学ぶことが多いとのこと。同じピアノという楽器でも切り口によってさまざまな表情を出すことが出来るのだと感じました。出産したメンバーと赤ちゃんが途中で顏を出しみんなで歓迎和やかな雰囲気に。今後も親子ともどもずっと音楽を楽しんでいただけたら、と思った次第です。
 終了後のお茶会では練習環境、暗譜をはじめとした本番の話、選曲や取り組みについての話をしました。集合住宅でのピアノ練習をいかに行うか、という問題はピアノを楽しむもが直面しうる永遠の課題だと痛感。制約ある状況の中で集中して取り組むことの大切さを痛感、実際にそのようにされ素敵な演奏を聴かせてくださる真摯なメンバーたちに敬意を払いたくなりました。また本番では普段起こりえないことが起こりやすい、そういう中で平常心を保って弾くのは難しいがどのようにしたらいいだろう、というような課題も話題に。しかしさまざまな困難があっても、みんな音楽大好きピアノ大好き、とても楽しく温かいひとときを過ごすことができました。

2013年3月10日日曜日

第19回練習会

日時:2013年3月10日(日) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
アルベニス/スペイン組曲 第1集より「グラナダ」
アルベニス/スペイン(6つのアルブムブラット)より「タンゴ」
ガーシュイン/アイ・ガット・リズム
シャブリエ/道化の行進(連弾)
シューベルト/即興曲集D899より第4番変イ長調 Op.90-2
ショパン/ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2
ショパン/ピアノソナタ第3番ロ短調Op.58 第4楽章
ショパン/華麗なる変奏曲変ロ長調Op.12
ショパン/練習曲Op.10-4 嬰ハ短調
ショパン/練習曲Op.10-5 変ト長調「黒鍵」
ショパン/練習曲Op.25-12 ハ短調「大洋」
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より 「プレリュード」「メヌエット」
バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第6番 「プレリュード」「フーガ」
ブラームス(コルトー編曲)/子守歌
プロコフィエフ/バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品より「モンタギュー家とキャピュレット家」
ベートーヴェン/ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」第2、3楽章
メトネル/プリマヴェーラ
モーツァルト/春畑セロリ編/ヴォルフガングの玉手箱 モーツァルト名曲メドレーリレー
ラヴェル/クープランの墓より「プレリュード」「フーガ」「フォルラーヌ」
ラヴェル/ボロディン風に
ラヴェル/鏡より「道化師の朝の歌」
ラフマニノフ/幻想的小品集より前奏曲嬰ハ短調Op.3-2「鐘」

 まるで初夏を思わせるように暖かかった本日の昼間、練習会が行われました。 これまでの練習会と同じく、今までも弾き続けてきた曲、新たに人前で披露する曲、久しぶりに披露する曲、近くに控えた本番に向けたリハーサルを兼ねて弾く曲など、メンバーそれぞれ思いをもって取り組んできた曲を、たくさん披露してくれました。ラヴェル、ドビュッシー、シャブリエのようなフランスの作曲家の曲が多かった中、西方面はスペインのアルベニス、東方面はドイツのバッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、そしてさらに東のプロコフィエフ、ラフマニノフ、メトネルさらに海を越えてガーシュインと、採りあげられた作曲家もさらに国際色豊かに。ドイツ系の作曲家、特にベートーヴェンのソナタの演奏を久しぶりに聴けたのは新鮮でした。ガーシュインのアイ・ガット・リズムのノリの良い演奏で場がたちまち華やかになりました。ショパンは毎回と言っていいぐらい登場している練習曲 (よく練習されています)とともに、華麗なる変奏曲変ロ長調というあまり聴かない曲も登場しました。また、演奏の中に物語を感じられる演奏をたくさん聴くことができてとても楽しかったです。弾きつづけられている曲にさらに磨きがかけられていて素敵になっていたりしていました。
 シャブリエの連弾のセコンドを弾かれていたメンバーさんがいらっしゃったのですがその場で楽譜を見たあるメンバーさんがたちまちプリモに入り連弾に。そこで盛り上がった中、他のメンバーさんがモーツァルトの連弾楽譜を持ってこられ、たちまちモーツァルト名曲集の初見リレーになりました。いきなりの参戦慣れないながらもモーツァルトの名曲をわいわい言いながら楽しむことができました。これからそのような楽譜も持ってきて、連弾やアンサンブルもの、そしてアレンジものも楽しみたいと思いました。
 ピアノの音をたくさん浴びすっかり励まされた後のお茶会では譜読み、脱力、暗譜、曲の仕上げをどのようにしたらうまくできるようになるだろうかという話、練習環境の話、弾きたい曲の話、練習会での演奏時の話などで盛り上がりました。万全な状況とは決して言えないのにもかかわらずとても前向きで真摯なメンバーさんたちから多くのことを教えられました。練習会でも人前で弾く、ということで、曲紹介から行うのもありかもしれないというアイデアも出たりして面白いと思いました。刺激的でぴりりと締まった雰囲気で、メンバーそれぞれが達成感を感じられるような場というのもいいと思いました。
 お茶会兼夕食会から帰る時間にはすっかり冬に戻り寒くなっていましたが気持ちは温かく和やかに。ありがとうございました。
 次回の練習会は5月の予定です。
 

2013年1月20日日曜日

第18回練習会

日時:2013年1月20日(日) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
グリーグ/叙情小曲集 第1集 Op.12-1,2,3,4,5,6,7,8
シューマン/パピヨン Op.2
シューマン/子供の情景 「トロイメライ」
ショパン/ノクターン Op.9-2
ショパン/エチュード Op.10-2
ショパン/エチュード Op.25-11(木枯らし)
ショパン/エチュード Op.25-12(大洋)
ショパン/ポロネーズ第1番 Op.26-1
ショパン/子守歌 Op.57
ドビュッシー/ベルガマスク組曲 プレリュード
ドビュッシー/アラベスク2番 
バッハ/半音階的幻想曲とフーガ 幻想曲
プーランク/3つのノヴェレッテ No.1,No.2
ブラームス(コルトー編曲)/子守歌
メトネル/プリマヴェーラ
メンデルスゾーン/無言歌集 Op.67-2 「失われた夢」
メンデルスゾーン/厳格なる変奏曲 Op.54
ラヴェル/クープランの墓 プレリュード・フーガ
ラフマニノフ/プレリュード Op.32-10
ラフマニノフ/4つの小品より「ロマンス」
リー・ハーライン/星に願いを
リスト/超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」
尾崎亜美/オリビアを聴きながら

寒さが身に染みながらも澄み切った青空の美しい1月中旬、今年初の練習会が行われました。9名と比較的人数が多かったうえに、見学に来られた方たちもいらっしゃって賑やかな会になりました。
人前に出ると緊張する、と言われる方が多く、おそらく緊張もされていたのだと思いますが、そのような緊張も含めたうえでピアノへの情熱がダイレクトに伝わってくる演奏ばかりで心打たれました。これまでのレパートリーを深められた方、新たなレパートリーを開拓されている方、いろいろな方がいらっしゃいましたが強いモチベーションを持っていらっしゃるからこそ伝わってくるものがありました。見学に来られた方たちもいきなり演奏をお願いしてしまいましたが、快く弾いてくださり(しかも素敵な演奏)どうもありがとうございました。

終了後のお茶会(夕食会)でもピアノ話で盛り上がりました。海外転勤から一時帰国されている方の海外でのピアノ事情に驚かされたり、脱力や手の支えなど奏法のポイント把握(言葉で言えても実際そのとおりにするのは難しいですよね)について話したりしました。

今後もほぼ2ヶ月に1回のペースで続けて行きたいと思います。