2012年11月4日日曜日

第17回練習会


日時:2012年11月3日(土・祝) 13:30~17:00
ピアノ:ヤマハC5

曲目
グリーグ/叙情小曲集 第1集 Op.12-1,2,3,4,5,6,7,8
シューベルト/即興曲 Op.90-4
シューマン/パピヨン Op.2
ショパン/エチュード Op.10-4
ショパン/エチュード Op.10-5
ショパン/エチュード Op.10-9
ショパン/エチュード Op.25-1
ショパン/エチュード Op.25-2
ショパン/エチュード Op.25-3
ショパン/エチュード Op.25-6
ショパン/エチュード Op.25-8
ショパン/エチュード Op.25-11(木枯らし)
ショパン/スケルツォ 第1番
ショパン/ソナタ 第3番 第1,4楽章
ショパン/ノクターン第5番
ショパン/マズルカ Op.6-1
ショパン/マズルカ Op.17-2
ショパン/マズルカ Op.67-4
バッハ/平均律第1巻 No.2プレリュード・フーガ
フォーレ/即興曲 第3番
ブラームス/ラプソディ第1番 Op.79-1
メラルティン/6つの小品Op.118より 秋景色
メンデルスゾーン/無言歌より 浮き雲
モーツァルト/ピアノソナタNo.8 第1楽章
モーツァルト/ピアノソナタNo.16 K.545 第2楽章
モーツァルト/ピアノソナタ K.331 第1,3楽章
モーツァルト/ロンド K.485
ラヴェル/クープランの墓 プレリュード・フォルラーヌ
リスト/詩的で宗教的な調べより 祈り
ショパン=ジュリアン・ユー/練習曲
ビゼー=ジュリアン・ユー/カルメンよりハバネラ
ベートーヴェン=ジュリアン・ユー/エステルのために



 ほぼ2ヶ月ごとに行っている練習会。今日もピアノを囲んで音楽を楽しみました。今まで練習会や発表会などの本番で弾いた曲をもう一度みんなの前で演奏したり、新たな曲を練習して披露したり、近くに控えた本番に向けてリハーサルを兼ねたりと、メンバーそれぞれが自分の持ち時間を有効に活用していました。ショパンはソナタやスケルツォのような大曲に向き合っていたメンバーがいたとともに、エチュードで日頃の練習の過程や成果を披露したり、マズルカでメンバーが見つけた美しい曲を披露したりと、多様な取り組みが感じられました。シューマン、シューベルト、ブラームス等ドイツ系の作曲家の曲も登場しました。長時間だったり、曲自体が重厚だったりで、スタミナがいりそうな曲も多かったのですが、がっちりとした安心感の持てる演奏でした。組曲やソナタ全曲演奏を試みているメンバーもいました。一曲だけでも美しいのですが、まとめて演奏されたものを聴くことによって統一感が感じられそれらの曲のよさをさらに感じ取ることができたような気がしました。自分の得意なレパートリーをのびのびと披露していたメンバーもいました。また、ピアノの学習者がよく演奏する曲でありながら自然に聴こえるように弾くのはなかなか難しいモーツァルトの曲を、なめらかに心地よく演奏したメンバーもいました。また、きらきら星変奏曲の旋律を使ったまま他の曲のイメージ(例:木枯らしのエチュード)にアレンジした作曲家視点からのユニークな曲集が前回の練習会で話題になったのですが、それらの数曲が演奏されました。
 私も今日の練習会に向けて練習したつもりでしたが、メンバーたちの前で演奏することによって、貴重な練習ができたし、新たな課題が見つかりました。メンバーそれぞれ、演奏を通して音楽への愛情を伝えようと努力していて、音から間から熱きものが感じ取れました。その後のお茶会も和気あいあいと楽しく過ごしました。心から感謝です。
 次回の練習会は来年1月の予定です。